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2005年9月

世界一のっぽの警察官

ウエリントン近くの町で新しく警察官になったポール・ランドール氏、身長が216cmあり背の高さはNZで2番目、記録上は世界一長身の警察官になる。特注の靴は18インチ。制服も特注しなければならないが警察側は全く気にしていない。彼の長身の利点は「大きいね」と市民が気軽に声をかけてくること。難点もある。潜入捜査は出来ない。パトカーに乗るのも一苦労で「ゴーカートみたい」と一言。警察官になる前はその長身を生かし映画の役者のダブルをしていた。“ロードオブザリングス” でホビットの役者が小さく見えるようガンダルフやアラゴンを演じていた。1980年代後半に警官になるための身長規制は取り払われた。彼は現在、警察のバスケットチームのスターでもある。


2005年9月

鳥の酔っ払い

地元住民が手におえなくなった酔っ払い達に困っている。解毒治療が必要な酔っ払い達、実は野鳥である。酔って目が真っ赤な鳥。モリバト達がトラ箱に入っている。発酵し強いアルコールになるグァバの実を食べた若いモリバトが酔ってしまうのだ。ファンガレイ野鳥保護局のロバート・ウェブ氏は「鳩が木の枝からまっ逆さまに落ちた」という通報を受けた。飲酒運転ならぬ飲酒飛行、犬や猫に襲われかねない。二日酔いで不機嫌な鳩。この数週間で20羽ほどが保護された。これは一年のうちで保護される数の1/3にものぼる。通常48時間で酒が抜けるが、人間と同じく寝るのが一番良いようだ。


2005年9月

世界初の盗難車発見システム

携帯電話のテキストメッセ−ジを利用した車泥棒撃退法が開発された。昨年盗難された車は21,000台近くあり発見されたのは4,000台、盗難車全体のおよそ20%である。この事実に目をつけたオークランドの会社Spotterは携帯電話のテキストを使った盗難車発見方法を考え出した。これは車のナンバーをこの会社にテキストで送り、その車が盗難車のデータベースにあった場合褒賞金がもらえるというもの。褒賞金は$150からでBMWやアストンマーティンのような高級車の場合、ずっと大きな金額になる。spotter.co.nzのフランク・デ・ジョン氏は「保険会社の出費を抑えることが出来る為、車の価値に応じて褒賞金を上げられる。高級車には、$5,000〜10,000の賞金が出せるだろう。」と言う。盗難車問題は年間2億3500万ドルの損害を保険会社にもたらしており、このシステムは保険会社から支持を受けている。


2005年5月

小学生のワイン作り

アロータウン小学校でワイン作りが行われた。ワインの試飲は出来ないので、ぶどうの味見をする子供達。地元のビンヤードから500kgのピノ・ノワールのぶどうが提供されワイン作りに取り掛かる。子供達はこの日までに一週間かけてラベルのデザインをし、優秀作品が選考された。「ばい菌が入らないようにね」と足を洗って、楽しそうに桶の中のぶどうを踏み潰す。伝統的な製法で作られるこのワイン“リトル・フィート”の名で販売される。樽内のぶどう半分のジュースが集められ「発酵に最適だよ」とワインメーカーのジェフ・シノット氏は語る。昨年のオンラインショッピングでは遠くはアメリカ・コロラドからの注文もあり、5万ドル以上の売上があった。こういう形で資金集めする学校はNZでもここだけだろう。


2005年5月

珊瑚礁に魚を呼び戻すには

海中では色々な生物が音を出す。人の耳にはただの雑音だが、海の生き物にとっては‘自分の家のやさしい音’なのだ。オークランド大学ジョン・モンゴメリー教授曰く、「小さな魚が外洋に出たとき住処に戻ってくるのは大変なことだ」。オークランド大学リー研究所の研究員と気象所の職員が珊瑚礁に住む魚の子供は音を便りに自分の住処に戻ってくる事実を発見した。この習性を利用し海中の音が入ったCDを流し乱獲により魚の減った珊瑚礁に魚を呼び戻す活動が行われている。雑音だらけだが静かなこの海が魚でにぎやかになる日も近い。


2005年5月

日本で成功したNZ人

長年東京に住んでいるジョニー・ヘンドリクセン氏はインターネットビジネスで成功した一人である。10年になる不況も関係ない。昨年彼はインターネット広告会社を売却し35歳にして億万長者になった。その彼が今取り掛かっているビジネスは写真の修復である。写真店に持ち込まれた古い写真はそこでスキャンされオークランドの会社“フォトページズ”に送信される。これが数日中に修復され日本に返信、およそ日本の半額で出来る。この会社のイアン・ハンドリクス氏曰く「アジアの市場は北米の数倍になる」。この会社への依頼が一番多いのは日本からである。安く高品質のサービスが提供できるNZならではのビジネスである。


2005年2月

愛が救った本物の眠り姫

ゴールドコーストで家族と一緒に休暇を楽しんでいたアリシア・ヒューイット21歳。ホテルのプールに飛び込みをした際、底に頭を打って意識を失い、沈んでしまう。母親に発見された時には意識不明の状態で、すぐに病院に運ばれたが意識は戻らず、医師は母親に「このまま意識が戻らず死亡するか、もし意識が戻っても脳にダメージを受けて何かの障害が残るかもしれない」と告げた。プールでは2分半間無酸素状態だったという。危機を知ったアリシアのボーイフレンドがシドニーから駆けつけ、病室でアリシアにキスをする。すると奇跡的にアリシアが昏睡状態から目を覚ました。周囲にいた母親や医師はびっくり。脳に障害もなく、昏睡に陥ったことが嘘のように健康な状態だった。



2005年2月

遊牧民テント生活を送るNZファミリー

南島北部の田舎町ネルソン。その郊外に、モンゴルスタイルの遊牧民テント小屋で生活を送る家族がいる。夫婦と小さな子供2人の4人暮らし。テントは円形で、内部の部屋は布で仕切られている。キッチンやシャワーなど近代的な設備が整っているほか、ピアノや暖炉まである。オーナー夫妻は、屋内にいながら屋外にいるようなアウトドア感が良いという。「まともな家を買って借金を抱え、夫婦共働きでがんじがらめになるのは嫌。安い家を探すために、親類からはなれて暮らすのも嫌」と、ライフスタイルを理由に始めたテント小屋生活。小屋の料金はNZ$4万ドル(約300万円)。小屋の寿命は8年程度というが、その後の生活プランについては未定。



2005年2月

芝生のドレス

政府の農業技術研究機関であるアグリサーチとNZ人デザイナーが共同で、芝生でできた舞踏会用のドレスを開発。ドレスは、カンタベリーで行われた農業祭で公開された。アグリサーチの科学者は、衣料として利用するための芝の研究を行い、虫を寄せ付けない芝を開発。ドレスのデザイナー、ヴィッキー・ウィン・ウイリアムスさんは、芝を縫い付けるのは大変で、針を何本も駄目にしたという。ドレスには、定期的に水と新鮮さを保つための肥料を与える必要があるほか、家畜動物には決して近づかないこと、という注意書き付き。実用にはまだ厳しいが、アグリサーチでは、今後芝生だけでなくクローバーなどを利用した衣料品の研究も進めていく予定。



2004年6月

ニュージーランドのライオン・マン

アメリカのホース・ウィスパラー、オーストラリアはクロッコダイル・ハンター。そしてニュージーランドにライオン・マン!オークランドから北へ車で2時間、ファンガレイののどかな牧草地帯にザイオン・ワイルドライフ・パークはある(一般公開は未だ)。オーナー兼ライオン使いのクレイグ・ブーシュは大の猫好きで、幼少時代には35匹の猫を飼っていたという。「自分が大きくなるにつれてペットも大きくなった」と、今ではライオンを12匹、トラを5匹と山猫に囲まれた生活を送る。10匹のライオンは、国内の動物園から引き取ったというライオンのカップルから生まれた子供達。中でも5歳になるザイオンは、250kgの巨大な体で、クレイグにすり寄る、腕をなめる、キスをする。まるで猫のようにクレイグになついている。ライオン級の動物トレーナーを訓練する施設はニュージーランドにはなく、クレイグは常識と本能から動物の調教技術を身につけた。クレイグとライオンは、国内のTVコマーシャルでも活躍。将来は、ファンガレイを拠点にビッグ・キャット(ライオン、トラ、ピューマなど)の楽園をつくりたいと、豊富を語っている。



2004年6月

観光ブームでアデリー・ペンギンも繁殖ブーム?!

南極で人が動物に与える影響を調査しているワイカト大学の研究チームは、人の訪問がペンギンの繁殖を促進していると発表。アデリーペンギンを対象に、人が定期的に訪れる生息地とそうでない生息地とで、雛鳥の生存率を調査した結果、人が訪れる頻度が高い生息地にいるペンギンほど、雛鳥の生存率が高いことがわかった。生物学者のニック・リング氏は、人が近づくことで刺激を受けたペンギンは、“あちら”の活動も活発になるようだとコメント。実際は、人の動きがペンギンの天敵であるカモメを阻止すること、また人の接近でペンギンの行動がより慎重になっているからではないかと考えられている。南極の訪問者数は年々増え続け、昨年は1万3000人が訪れた。



2004年6月

ワイヘキ島の豪華ロッジ、世界の新ホテルトップ100に

権威ある米国旅行誌コンデ・ナスト・トラベラー誌で、ワイヘキ島にある2軒の豪華ロッジ、デラモア・ロッジとグラスハウスが、世界新ホテルトップ100に選ばれた。ワイヘキ島はオークランド沖17キロ程にある人口約7000人の島で、地元の人には別荘地として、またライフスタイルを求めた新天地として人気がある。デラモア・ロッジはオープンして18ヶ月。NZ人建築家によるデザインで、骨でできた魚の釣り針をイメージした外観が特徴。島の高台に立つグラスハウスは、その名の通りガラスを使って空間を贅沢に作り出し、シンプルで超近代的な造りとなっている。両ロッジとも専属シェフがいるほか、美容療法を提供している。

デラモア・ロッジ:http://www.delamorelodge.com
グラスハウス:http://www.theglasshouse.co.nz


2004年3月

潜水艦“深海号”、ニュージーランドで海底火山調査

来る10月、日本政府からの援助を受けて、ニュージーランド領のカーマデック諸島海域で海底火山調査が行われる。南太平洋プレートとインド・オーストラリア・プレートの境界上にあるニュージーランドは、日本と同じく火山活動が活発だ。今回、日本の深海号が潜るのは、ニュージーランドの北東1000キロ沖に広がるカーマデック海溝。ここにはNZ北島の最高峰ルアペフ山(2979m)に匹敵する海底火山があるといわれており、同プロジェクトに参加するニュージーランドの地質学者らは大きな期待を寄せている。潜水艦は車2台分ほどの大きさで3人乗り。
TVNZ、One News http://onenews.nzoom.com/onenews_detail/0,1227,255640-1-7,00.html



2004年3月

タツノオトシゴでビジネス大繁盛

アジアでは伝統的な医薬品として珍重されるタツノオトシゴ。近年は、大量の捕獲による数の減少が懸念され、この5月には、ワシントン条約の下、その国際取引が規制されることになる。ニュージーランドでは、1997年来タツノオトシゴの養殖が行われており、今やアメリカや中国を始めとする海外輸出が急激な伸びを見せている。タツノオトシゴの飼育で難しいのは餌の確保で、養殖場では、生餌(小エビやプランクトン)の養殖も独自に行っている。アメリカは主にペットとして、生きたタツノオトシゴが一匹US$220(2万5千円)程度で売られる。中国では漢方や薬膳料理に使われるため、乾燥させたタツノオトシゴが、1キロあたりNZ$3000(22万円)程度で輸出されている。(ニュージーランドヘラルド紙)



2004年3月

世界一の高級ロッジ

欧米のバカンスの達人の間で“バイブル”として親しまれている、アンドリュー・ハーバー著「ハイダウェイ・リポート」。同誌が選ぶ2004年のベスト・ハイダウェイに、ニュージーランドから2つの高級ロッジが選ばれた。北島中央部はロトルアにあるTreetops Lodgeと、北島南部のWharekauhau Country Estateだ。アンドリュー・ハーパーは、過去25年にわたって世界中の高級リゾートをお忍びで巡り、率直なホテル情報を旅行者に提供し続けている。今年のアカデミー賞では、受賞者やミュージックバンドに贈られるプレゼントの一環として、Treetops Lodgeへの滞在が組まれている。同クラスのロッジ宿泊は、一人一泊NZ$1000前後。(ニュージーランドヘラルド紙)
Treetops Lodge: http://www.treetops.co.nz
Wharekauhau Country Estate: http://www.wharekauhau.co.nz


2003年12月

ニュージーランドで下手物食い

来たる3月14日、南島の西海岸にあるホキティカという田舎町で、下手物食い大会こと「ワイルドフード・フェスティバル」が開催される。1990年に2千人足らずの参加者で始まったイベントも今年で15年目。昨年は2万人を超える訪問客に、人口4千人弱のホキティカは大あわて。今年は、イベントの参加人数を1万8千人に限定している。グルメファンや大食家を惹きつけるその魅力とは、豚耳の珍味やうさぎの睾丸のマリネ?! このほかにもマオリ人が食していたという芋虫フフグラブのBBQや、ミミズ寿司に巨大うなぎの炭焼きなど、ニュージーランドの“奇妙な食文化”をお楽しみいただける。http://www.wildfoods.co.nz



2003年12月

スモール・ビジネス(SMEs)の底力−万華鏡職人

ニュージーランドの経済活動を支えるのは、全体の97%を占める、雇用人数20人以下のスモール・ビジネス(SMEs: Small and Medium Size Enterprises)。自宅を仕事場として個人経営のビジネスを展開するホーム・ビジネスは、社会への貢献度を認知されにくいというデメリットがある。大手通信会社テレコムでは、そんなホーム・ビジネスの経営者に夢と機会を与えるべく、その努力と優秀な結果を称えた“ホーム・ビジネス大賞”を発表。2003年の大賞を獲得したのは、北島ノースランド地方はケリケリで万華鏡の工芸店を営むアンドリュー&ロビン・レアリー夫妻だ。20年前にアンドリューがロビンに手作りの万華鏡をプレゼントしたのが事の始まりで、親類や友人からの意外な反響に、二人の万華鏡ベンチャーが始まる。小道具作りから技術の習得、営業にマーケティングなど、すべてを自分達で開拓。20年の歳月をかけてこつこつと築き上げたビジネスで、今、万華鏡は世界で販売されている。7年ほど前から日本マーケットにも進出。東京の万華鏡専門店、カレイドスコープ昔館ほかで展示されている。
関連サイト:http://www.kaleidoscopes.co.nz, http://www.brewster.co.jp



2003年12月

好色巨大イカを誘惑

ニュージーランドのイカ専門家、スティーブン・オシェー博士は、南島は西海岸の深海に生息する巨大イカ(ダイオウイカの一種)の生きた姿を撮影しようと、新しいプロジェクトに着手。海の怪物として知られるダイオウイカは、体長約18mのマッコウ鯨よりも大きいと言われるが、ダイオウイカの成体が生きている状態で発見されたことはまだない。このダイオウイカのオス、実は好色的な性質を持っている。今回の試みは、このセックス狂の雄イカを、海中にイカの性フェロモンを放出して惹き付け、イカがその気になっている間にその姿を映像に捕らえようというもの。「200キロの巨大な体に対して脳は20グラムしかないのだから、そう複雑ではないだろう。それが1メートルもの長さの生殖器をコントロールするというのだから、少し混乱するだろう」。通常は、オスが精包をメスの腕部に植え付ける形で交尾が行われると考えられている。オシェー博士は過去に、自分に自分の精包を植え付けてしまった雄イカを発見したとか。ディスカバリー・チャンネルの賛助を受け、世界の研究者やメディアが世界初の生きた巨大イカの成体を撮影しようと躍起になっている。(ニュージーランド・ヘラルド紙より)


2003年9月

おなら、げっぷ税で酪農業界に波紋

京都議定書に従って、温室ガスの排出を削減する義務を負うニュージーランド。向こう10年ほどの間に、排出レベルを1990年レベルまで削減しなければならない。ニュージーランドで排出される温室ガスは、主に家畜が出すメタンガスが多い。つまりは、おならやげっぷのことである。そこで政府は、この家畜が出すガスに課税をして、温室ガス排出削減に向けた研究の費用にあてようと提案。これが酪農関係者に波紋を呼び、全国の酪農家が、F(fight=戦え)、A(against=対抗して)、R(ridiculous=ばかげた)、T(Tax=税金)とうたって反発。FARTとは、まさに"おなら"意。賛否両論が議論されている。(ニュージーランド・ヘラルド紙)



2003年9月

世界初水中郵便局

場所はバヌアツのハイドアウェイ島。この郵便局では、防水加工された葉書をポストすることができる。消印は、インクの代わりに、プレス式で水中でも可能な方法を考案し、今年5月26日にオープンした。水中郵便局をスタートした裏には、バヌアツは、83からの島で構成されている海洋パラダイスだというイメージアップを計るためだそうで、同時に海中のカラフルなイメージを取り入れた切手も発行された。( www.hideaway.com.vu/postoffice.htm )



2003年9月

毛刈りの王者は、ニュージーランド人

2003年、羊の毛刈り世界大会で優勝したのは、ニュージーランド出身のデイビッド・ファガン(41)。ディビッドにとって1988、1992、1996、1998年に続く5度目の優勝である。この世界大会は、北半球と南半球を交互に2年毎に開催されているもので、今年はスコットランドを舞台に、21カ国が参加した。ファガンは、チームを組んで戦うワールド・チーム・ファイナルのタイトルも獲得。このほか、トップ4タイトルの内、3タイトルをニュージーランド人が押えるなど、羊の国ニュージーランドの強さを見せつけた。(ニュージーランド・ヘラルド紙より)



2003年9月

家のガレージでクルーズミサイルを作る男

クルーズミサイルは、先頃アメリカがイラク攻撃の際に使用し、その正確さで定評を得たことで有名。そんな恐ろしい武器をインターネットで部品をオーダーし、自宅のガレージで作ってしまったのが、ニュージーランド人のブルース・シンプソン。彼はミサイルの作り方をホームページでも公表している。ブルースさんの目的は、自分でも簡単に部品を輸入してミサイルが組み立てることができるのだから、テロリストによって悪用されると非常に危険だという警鐘としてチャレンジすること。このニュースを聞いて、彼のところには各国のメディア・インタビューが殺到した。(ニュージーランド・ヘラルド紙より)